ブラウザのエラーコードが実際に何を意味しているか
エラーにはそれぞれ具体的な意味があります。DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAINは通常、ドメイン名を解決できなかったことを意味し、DNSの問題や入力ミスであることが多いです。ERR_CONNECTION_REFUSEDは、機器がサーバーには到達したものの、サーバー側が接続を拒否したことを意味し、経路ではなくサービス自体が止まっている場合が多いです。ERR_CONNECTION_TIMED_OUTは、一定時間内に応答がなかったことを示し、サーバーの過負荷や遮断、回線の問題が考えられます。SSLや証明書のエラーは、証明書の期限切れや設定ミス、あるいは端末の日時のずれが原因のことがあります。エラーの文言を正確に読むだけで、当てずっぽうより早く原因にたどり着けます。
HTTPステータスコードの読み方
ページは表示されるものの数字が出る場合は、その数字が原因の所在を教えてくれます。404(見つからない)や403(アクセス禁止)のように4で始まる番号は、リクエスト側の問題、つまりアドレスの誤りや権限の制限であることが多いです。5で始まる番号はサーバー側の失敗を示します。500は一般的なサーバーエラー、502や504はゲートウェイやプロキシが背後のサーバーから正しい応答を得られなかったこと、503はサービスが一時的に利用できない、または過負荷であることを意味します。CDNを使うサイトでは、CDNが独自のエラーページを出すこともあり、その場合はCDNは動いていても背後のサーバーに問題があります。5xx系はサイト側の問題なので、待つのが最善です。
pingとトレースルートをさらに活用する
ping応答時間が一貫して高い、あるいはパケットロスが見られる場合は、目的地が完全に止まっているというより、経路のどこかで接続が不安定になっていることを示します。トレースルートは経路を1区間ずつ表示するので、まだプロバイダーのネットワーク内の区間で応答が止まるなら問題はプロバイダー側に、目的地の直前近くまで届いてから止まるなら、サイトのサーバーやホスティング業者側にある可能性が高くなります。応答を返さないルーターもあり、途中に星印が数行出ても異常とは限らないので、全体のパターンで判断してください。
サイト側がダウンしている場合の対処
原因がサイト側だとわかったら、基本的には復旧を待つしかありません。何度も更新ボタンを押すと、苦しい状態のサーバーにさらに負荷をかけてしまうので控えましょう。ステータスページや公式SNSで更新を確認し、10分ほど間隔をあけて再度試します。仕事や支払いで必要な場合は別の連絡手段で運営元に連絡し、締め切りに遅れた時に説明できるよう、発生時刻を記録しておくと安心です。自分で運営するサイトの場合は、ホスティング会社への確認に加え、ドメインの有効期限切れやDNSレコードの誤りがないかも点検してください。
よくある質問
障害検知サービスには何も報告がないのに、自分だけ接続できません。どうすればいいですか?
障害検知サービスはユーザーの報告に依存しているため、利用者の少ないサイトや、特定の地域・プロバイダーに限定された問題は報告されないことがあります。別の機器・ネットワークでの接続状況を比較し、自分でpingとトレースルートを試すと、より正確な答えが得られます。
特定のサイトだけ繋がらず、他は問題なく使えます。これも障害と言えますか?
他のすべてのサイトが正常に開ける場合、広範囲のインターネット障害である可能性は非常に低く、そのサイトのサーバーやDNSの問題、またはそのサイトへの経路だけの問題である可能性が高いです。公式ステータスページを確認するか、SNSで検索するのが最も速い確認方法です。
ブラウザのキャッシュを消すとパスワードも消えますか?
通常はそうなりません。キャッシュされた画像やファイルの削除は、保存されたページデータを消すだけです。Cookieや保存されたパスワードは別の項目になっていることが多いので、確認前にチェックボックスをよく読んでください。Cookieを消すと、サイトからログアウトされます。
スマートフォンでは開けるのに、パソコンでは開けません。何が原因ですか?
同じネットワークを使っているなら、原因はパソコン側です。ブラウザの拡張機能、古いキャッシュ、VPN、セキュリティソフト、DNS設定などを疑いましょう。まず別のブラウザやシークレットウィンドウで試してください。
障害は通常どのくらい続きますか?
数分で終わる再起動から、数時間以上かかる大規模障害まで、まちまちです。一概には言えないので、ステータスページや運営元の発表を参考にしてください。