1回のプレイの流れ
「スタート」を押すと60秒のタイマーが動き出し、式が1つ表示されます。答えを入力してEnterキーか「決定」ボタンを押すとすぐに採点され、次の問題に切り替わります。 正解すれば正解数が1増え、間違えても減点はありません。ただし間違えた分だけ次の問題に進む時間が減るので、結果は結局「正確さ × 速さ」で決まります。 答えを空にしたまま決定を押しても何も起こらず、同じ問題のままなので、スキップには使えません。終了後は、間違えた問題が正しい答えとともに復習用に一覧表示されます。 タイマーは開始時刻を基準に測るため、別のタブを開いていても60秒たてば終了します。
出題範囲
4つの演算は同じ確率(それぞれ4分の1)で選ばれ、演算ごとに数の範囲が違います。下の表は、このページのスクリプトの出題ルールをそのまま数え上げて計算した値です。 割り算は、割る数と商を先に決めて掛け合わせ、割られる数を作る方式なので、必ず割り切れます。割られる数の最大は132です。
| 演算 | 数の範囲 | 答えの範囲 | 出題されうる式の数 | 答えが1桁の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 足し算 (+) | 2つとも1~50 | 2~100 | 2500 | 1.4% |
| 引き算 (−) | 前の数1~50、後ろの数は0~前の数 | 0~50 | 1325 | 49.8% |
| 掛け算 (×) | 2つとも1~12 | 1~144 | 144 | 16.0% |
| 割り算 (÷) | 割る数2~12、商1~11 | 1~11 (割られる数は2~132) | 121 | 81.8% |
4つの演算を平均すると、答えが1桁になる問題は約37.3%です。つまり大半の問題は2桁以上の答えを要求し、特に足し算で答えが1桁になることはほとんどありません。 12 x 12の掛け算表の積144個のうち、異なる値は59種類しかないため、同じ積に別の式で何度も出会います。 引き算は前の数が決まったあと、後ろの数が0からその数まで均等に選ばれるので、答えが0になる問題もあります。負の数は出ません。
記録をペースに直す
60秒でN問に挑戦したということは、1問あたり60 ÷ N秒かけたということです。誤答にも時間はかかるため、正解数ではなく挑戦した問題数で見るのが正確です。
| 挑戦した問題数 | 1問あたりの秒数 |
|---|---|
| 10問 | 6.0 |
| 15問 | 4.0 |
| 20問 | 3.0 |
| 25問 | 2.4 |
| 30問 | 2.0 |
| 40問 | 1.5 |
入力と決定の操作にも時間がかかるため、実際に計算に使える時間は表の値より短くなります。20問を超えるには、計算と入力を3秒以内に終える必要があり、30問なら2秒以内です。この表は目標設定用で、平均的なスコアがどれくらいかという統計は、このページにはありません。
演算別の暗算のコツ(検算済みの例)
- 足し算: 片方を10の倍数に寄せてから残りを足します。38 + 47は、38 + 40 = 78に7を足して85。一の位どうしを先に足す方法でも同じ結果(8 + 7 = 15、30 + 40 + 15 = 85)になります。
- 引き算: 引く数を切りのよい数にして補正します。83 − 47は、83 − 50 = 33に3を戻して36。一の位で借りる計算を避けられます。
- 掛け算: 九九は9の段を超えて12の段まで出ます。12の段は10の段と2の段に分けます。12 × 7は70 + 14 = 84です。7 × 8 = 56は「5, 6, 7, 8」と数字が並ぶと覚えると間違えません。
- 割り算: 掛け算の逆として考えます。96 ÷ 8は「8に何を掛けると96か」で、8 × 12 = 96なので12です。このページの商は最大11なので、132 ÷ 12 = 11が最大のケースです。
- 9の段の検算: 9 × 1から9 × 10までの積は、各桁の数字を足すと必ず9になります(9 × 7 = 63、6 + 3 = 9)。9 × 11 = 99は例外(和が18)です。
11と12の段は覚えていない人が多い部分です。11に1桁の数を掛けると同じ数字が並び(11 × 7 = 77)、2桁の数を掛けると両端の数字の間に2つの数字の和を入れます(11 × 12は1、1 + 2、2で132)。12の段は10の段に2の段を足した値です。
| 掛ける数 | 11 × | 12 × |
|---|---|---|
| 1 | 11 | 12 |
| 2 | 22 | 24 |
| 3 | 33 | 36 |
| 4 | 44 | 48 |
| 5 | 55 | 60 |
| 6 | 66 | 72 |
| 7 | 77 | 84 |
| 8 | 88 | 96 |
| 9 | 99 | 108 |
| 10 | 110 | 120 |
| 11 | 121 | 132 |
| 12 | 132 | 144 |
よくある失敗
- 引き算で前後を逆にして計算する。このゲームでは前の数が必ず後ろの数以上なので、答えは0以上です。負の数になったら逆に引いています。
- 割り算に余りがあると思い込む。ここでは必ず整数で割り切れる問題だけが出るので、小数や分数は不要です。
- 急いで入力して桁を落とす、Enterキーの代わりにマウスで決定を押して時間を使う。記録を比べるときは同じ入力方法にそろえましょう。
- 3.5のような小数の入力。正解はすべて整数なので、小数は誤答になります。
このゲームの活用法
- 苦手な演算を見つける: 終了後に間違えた問題が一覧で出ます。掛け算と割り算でよく間違えるなら九九を、引き算なら10の単位に寄せる練習を先に行いましょう。
- ウォームアップ: 仕事や試験の前に1分間行うと、数字の感覚を目覚めさせる軽い練習になります。効果を測定した研究を根拠として示すものではありません。
- 九九だけ練習したいなら九九練習ゲーム、日常の割合計算ならパーセント計算機が向いています。
練習の進め方
最初は速さより正確さに集中しましょう。正確率が安定して90%を超えるまでは、時間短縮を急がないほうがよいでしょう。復習リストで同じ種類の式が繰り返し出るなら、その演算だけ別に練習し、正確さが安定してから1問あたりの平均秒数を縮めます。記録は体調や入力環境で変わるので、1回の結果より何回かの流れを見てください。
最高記録の保存と制限
最高記録(正解数)は、プレイ終了時にこのブラウザのlocalStorage(キー名 speed-math-best)に保存されます。サーバーには送信されず、端末やブラウザを変えると引き継がれません。消すにはブラウザのサイトデータ削除を使います。難易度は固定で、記録が伸びても問題は難しくなりません。問題はMath.randomで選ばれるため、同じ問題が続くこともあります(試験や抽選に使う乱数ではありません)。
よくある質問
割り算に余りのある問題は出ますか?
いいえ。割り算は必ず割り切れる整数の答えになる問題だけが出ます。割る数は2~12、商は1~11の範囲です。
間違えると減点されますか?
減点はありません。誤答は正解数に数えられないだけで、入力欄の下に直前の問題の正解が表示され、すぐ次の問題に進みます。終了後に正確率と間違えた問題の一覧が出ます。
わからない問題はスキップできますか?
スキップ機能はありません。答えを空にして決定を押しても何も起こらないため、先に進むには何かを入力する必要があります。
最高記録は次回も残りますか?
同じブラウザではlocalStorageに保存されるため残ります。別のブラウザや端末では0から始まります。
スマホで数字キーパッドは出ますか?
入力欄が数字用に設定されているので、多くのモバイルブラウザで数字キーパッドが開きます。キーパッドに確定キーがなければ「決定」ボタンを押してください。