製品の取扱説明書もあわせて確認しましょう
電子レンジの機種や容器メーカーによって安全基準が多少異なることがあります。このページは一般的に広く知られている注意事項をまとめたものであり、使用中の電子レンジや容器の取扱説明書に別の案内がある場合は、その内容を優先して従うのが安全です。
なぜ電子レンジでこうした問題が起きるのか
電子レンジは、水の分子を振動させるマイクロ波を当て、その振動で食品を温めます。上のルールの多くはこの原理で説明できます。金属は電波を反射して火花を出し、閉じ込められた水分は蒸気となって卵や密閉容器の中で圧力を高め、なめらかな水は気泡のきっかけがないため沸騰せずに温度が上がることがあります。食品の中の水分から熱が生まれると考えると、リストを暗記するよりルールを思い出しやすくなります。
何か起きてしまったときの対処
火花や炎が見えたらすぐに運転を止めますが、炎を酸素不足で消すため扉は閉めたままにし、安全であればプラグを抜きます。電気火災に水をかけてはいけません。火がすぐに収まらなければ避難して消防に連絡してください。事故の後は、扉のパッキンや庫内に損傷がないか確認してから再び使いましょう。扉がきちんと閉まらない、庫内が焦げている、またはまだ火花が出る場合は使用しないでください。
キッチンの安全全般が気になる方へ
家庭でよく迷う洗剤の使い方が気になる方は、洗剤の種類別特徴と危険な組み合わせガイドもあわせて参考にしてください。
よくある質問
電子レンジ使用可の表示がない器は絶対に使ってはいけないのですか?
表示がなければ安全性を確認する方法がないため、原則として使用しないのが基本です。特に色付きの釉薬が塗られた陶磁器や古いプラスチック容器は、見た目だけでは安全かどうか判断しにくいため、電子レンジ専用の表示がある容器に交換することをおすすめします。
電子レンジから強い臭いがするときはどうすればいいですか?
水に酢やレモン汁を混ぜて温めた後、蒸気を抜いて乾いた布で拭き取る方法が広く使われています。それでも臭いがひどい場合は、内部部品の異常の可能性があるため、メーカーのサービスセンターに点検を依頼するのがよいでしょう。
電子レンジが動いている間、前に立っていても大丈夫ですか?
電子レンジには電波を庫内に閉じ込める遮蔽と、扉のインターロックが備わっており、損傷のない機器を通常どおり使う分には安全と考えられています。扉、ヒンジ、パッキンが傷んだ機器は使わず、扉を開けたまま動く場合は使用をやめてください。
マグカップで水やお茶を温めても大丈夫ですか?
可能ですが、思っているより短めに加熱し、長時間の運転は避け、割り箸や電子レンジ使用可のスプーンを入れておきましょう。加熱後は少し置き、ティーバッグや砂糖を入れるときは突然の沸騰に注意してください。
食品が爆発したり飛び散ったりするのはなぜですか?
皮や密閉したふたのある食品の内部で蒸気が急に溜まるためです。ふんわりと通気できるふたをし、皮に穴を開け、弱めの出力で短時間ずつ加熱しましょう。